運命の出会いって、あるんですよ。これが。

鎌倉のジュエリー屋さんで私は運命の指輪に出会った。

正直なところ、運命の出会いについて考えるには物事に夢を見られなくなっていたし、「そうね、きっと運命の出会いはあるよ」と人様に言えたとしても、自分にはその言葉の矛先を1ミリも向けていなかった。

まぁでも、出会っちゃったんですよ、運命。

「嘘でしょ……」というのが私の一番の感想。出会いってさ、人対人だけじゃないんだ。

 

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見てよこの素敵な指輪たち!この中のひとつが私の運命でした。

 

私が運命に出会ってしまったお店がこちら。

www.albizia-jewelry.com

江ノ電長谷駅から歩いて3分。信号につかまらなければもっと早い。
立ち並ぶ小さなカフェや定食屋さんの合間にあるジュエリーショップ「Albizia(アルビジア)」さん。

毎日(ほぼ毎日)Twitterハッシュタグによる問題提起を行なっているジュエリー屋さんだ。
FF外の罵詈雑言に怯まず問題提起する姿が心強く、「あ~もし万が一いつかジュエリーを買う日が来るなら、このお店がいいなぁ」なんてぼんやり思っていた。

 

でもある日、眺めてRTするだけでは終われない子が目に飛び込んできてしまう。

実のところ、運命の出会いの前に「一目惚れ」をしていた。

東雲の海を落とし込んだような美しい宝石。
タイムラインで一目見た瞬間、前のめりに「好き!!!!!!」となった。

 

それがこちら。
柔らかくまぁるいボディー。甘く深いパープルに、ゆぅらり棚引く夜明けの赤……

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うわ〜〜今見ても好き……

毎日毎晩何度もアルビジアさんのタイムラインを覗いて眺めるくらいには惚れていました。

「まあ素敵!」と画面を眺めるだけでなく、お店の予約をしよう!現物を見たい!指にはめたい!!と動くきっかけになったのがこの子でした。

 

予約日当日。初鎌倉。

緊張を隠せないままお店へ向かい、いの一番に出してもらって着けた東雲の海の指輪。
来店3分で感無量状態。
あの!憧れの子が!私の指に!!

でも即決する勇気は流石になく、更に予約の時間は1時間。3分で終わりはあまりにも勿体ない。お店の方もスタンバイしてくださってるのを良いことに、他の子もいくつも見せてもらいぽんぽん指に嵌めていったら(めちゃくちゃ贅沢ですよ!!感謝!!)

 

出会ってしまったんです。

 

まずは「私が絶対好きな子」

 

 

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ネイルの色、そのままっぷりに笑ってください。見事じゃないですか??

このネイルしてこなければ良かったって呻いたのですが、一番好きなカラーなのでしてる率がめちゃくちゃ高い。だから仕方ない。

好き。絶対に揺るがない「好き」が溢れた子。

ドンとした存在感も堪らない。

ちなみにネイルは「エレガンス ネイルラッカー GR01」です。

 

そして。

嗚呼、運命よ。

指に嵌めた途端、その瞬間、すべてが吹き飛んでしまった。

 

 

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「え~?指輪というかブローチじゃないっすか!めっちゃデカいですねw」
なんて笑いながらはめて、笑えなくなってしまった。

まさか、まさか。

心を深く刺されてしまった。

アクセサリーは好きなので、ピアスも指輪も素敵!と思って衝動買いすることも多々。
でもこの時は「素敵!」というより、「ダメだ」と思ったんです。

ダメだ、自分は勝てないって。何の勝敗だ。

 

ブローチじゃないっすか!なんて笑いながら指に嵌めた子が運命だったなんて、誰が思う??

 

予約の時間が1時間で本当に良かった。
姿見まで使ってたっぷりと悩ませてもらいました。

「絶対に自分が好きな子」と「心をぶっ刺された子」そして更に「一目惚れの子」

選べるわけない!!!!

しかもどちらも一目惚れの子と全然タイプが違うじゃーん!ってお店の方とも大笑いですよ。

 

どの子も素敵。どの子も私を呼んでくれた。さあ!指輪を見に行こう!いざ鎌倉!と立ち上がる力をくれた。

 

 

余談ですが、私はスクエアとかトライアングルとか、角がきちっとしたジュエリーが似合うと思っていました。着けたこともないのに!
でも実際、指に着けてしっくり来たのは全部オーバル

勝手な思い込みよくない。身につけてみないとわからないですね!!

 

悩んで悩んで悩んだ挙げ句、予約時間ギリギリで私は大空のような指輪を選んだ。飛び込むことも飛んでいくこともできそうな指輪。

決め手となったのが

 

「持っているのが、絶対に自分じゃないと許せないのは?」

 

 というお言葉。

 

でも絶対に言えるのは、
私が薄給じゃなかったら3つ全部お迎えしてた!!!!!!!油田!!!!!!!!!!

 

 

アルビジアさんのお店は尋ねてみるとわかるのですが、お店の方が「さあ!気になるのを!全部教えて!着けましょう!!」というスタンスで接客してくださいます。

宝石という名前だけでハードルが高いものを、すとんと心地良く、価値を一切下げない方法で身につけさせてくれる。
宝石が身近に無かった自分にとってはとにかく貴重で丁寧で、ありがたい時間でした。

そしてお店に行ったのは三月の中旬頃。

どうして今ブログを公開したのかというと運命の子がサイズ直しを経て、私の手にやってきたから。

 

ありがとう運命!!

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ねぇ運命の出会いって、あるんですよ!!!凄い!!!